人生で一度は格闘技をやるとかなりプラスになります。 その理由とは

こんにちは。

僕は仕事の傍らアマチュアですが公営のジムでボクシングの指導も行っています。

17歳で高校の部活を引退し、ちょっとした好奇心ではじめたボクシングでしたが

マチュアで30戦ちかく試合をし、そこそこ自分なりに結果も出て、

まさか教える立場になるとは

夢にも思っていませんでした。

が、そんなことは別にどうでもよく

 

ここではボクシング、および格闘技をやったことで僕の精神的、人生に

どう影響を与えたか。それをここに書きたいと思います。

 

 

いわゆる僕は学生時代から勉強はできず、中学生のときに

入部した野球部では三年間まったく試合に出られず、

 

高校ではなんとか試合に出たいとあえて選手層の薄そうな野球部のある高校に入学したものの、

練習が厳しい上に勝てなくて、県で一番報われない練習をしているといわれました。

すると僕らの一学年下から監督が選手をスカウトしはじめて

 

最後の試合はスタメンを外れ、コンプレックスしか残らない学生生活でした。

 

 

 

卒業と同時にそのまま父の開業していた治療院を手伝いはじめたのですが

 

そもそも根本的に自分に自信がなく、人と喋ると自信のなさが自分でも

喋り方に出てるとわかるんですよね。

しかも男子校を卒業してそのまま父と二人で治療院をやってたもんですから

同級生は進学したり、会社付き合いができたりして友達と遊ぶことも

減っていきました。

せめて同年代に近い人とお話がしたい、共通の話題ができる友だちが

ほしいとボクシングジムを訪れたわけです。笑

もちろん特別な才能があるわけではなく、もともと気が弱くて

殴り合いに向いているとは言えない性格の僕は

ボクシングぽくなってきたかな?

と自分の動画を見て思えるまでは相当時間がかかりました。

そして一年後に初めての試合、秒殺されましたwwwww

そのとき僕の県では国体が行われる年だったので県外から

全国でも上位をとれる選手をとってきてたんですよね。(言い訳)(*´ω`*)

出だしから3試合くらいは負け続けました。

けど秒殺されてたのが徐々に試合時間が長くなり、少しずつ

自分の上達が実感としてでてくると、前に自分にあった

コンプレックスが消え始めていることに気づきました。

同年代の他の友だちが遊んで呑みに行き、楽しい時間を過ごしているときに

 

朝早く起きて走って仕事が終わるとジムに行って練習し、

試合のときは減量してしばらく食べたいものも食べれない。

 

その辺の人間では

とてもかなわないような選手と殴り合いの試合をする。

 

他の人がなかなかやれないことを僕はやっている。

そういう自信が出ていたんですね。

 

みなさんは格闘技を習う目的としてどんなことをイメージされますか?

喧嘩に強くなりたいから。

健康のため。

格闘技を見ているうちに自分でもやりたくなった。

 

いろいろありますが、僕がボクシングに携わることで得た

一番大きいものは

「殴り合い、ギリギリの精神状態を経験することでいろいろな人とのかかわりに余裕がうまれた。」

 

ことです。

昔 自分をいじめてた先輩のことなんかどうでもよくなります。(嫌いだった先輩に

ばったり会いましたが お、先輩お元気ですか?と自然に言葉が出ました。)

ガラの悪い人に絡まれても冷静に対処できるようになります。

 

みんな同じ人間なんだからビビることなんて何もないんだと思えるようになりました。

 

もちろん大事な仲間もたくさんできました。(^^

 

30歳、40歳を超えてからウチにボクシングを習いに来られる方もおられますが

新しい自分を発見してほしい、そのお手伝いをさせていただきたい一心で

指導しています。

 

別にボクシングじゃなくてもキックボクシングでも、総合格闘技でもいいと思います。

是非格闘技をやってみてください。

ギリギリの状態の自分を知ることは

その後の人生において大きなプラスになると思いますよ。(^^)